MFクラウド会計 ラッキーバンクとデータ連携


2017年初旬にマイクロ法人を設立しました(会社設立 記事一覧)。スタートアップや中小企業に人気のクラウド会計システムであるMFクラウド会計を法人契約し利用しています。これまで、マイクロ法人で新規登録ゆうちょ銀行とデータ連携住信SBIネット銀行とデータ連携Amazaon.co.jpとのデータ連携を記事にしてきました。今回はソーシャルレンディングのラッキーバンクのデータ連携を記事にしたいと思います。

データ連携方法

こじかのマイクロ法人はラッキーバンクに法人口座を開設(2017-2-12記事)し、当初200万円を投じ、現在も継続して運用しています。ラッキーバンクは銀行ではありませんが、銀行などの金融機関と同様にMFクラウド会計とデータ連携することが出来ます。その手順は次のとおりです。

左側メニューの「 データ連携 > 新規登録」をクリック。

カテゴリーから「 サービス連携 」をクリックします。提携しているサービスの中からラッキーバンクをクリックします。なお、マイクロ法人が口座を開設しているグリーンインフラレンディング(2017-4-22記事)のほか、maneo、SBIソーシャルレンディング、LCレンディング、OwnersBook、クラウドクレジット、クラウドバンク、クラウドリース、さくらソーシャルレンディングなどなど、メジャーなソーシャルレンディングは連携可能な状況です。

図のような画面が表示されたら、ラッキーバンクのログインIDとパスワードを入力し、自動取得対象の開始日を選択して「 連携登録 」ボタンをクリック。

正しく連携出来れば登録連携一覧の画面にラッキーバンクが追加され、取得状態が正常と表示されます。

明細一覧の「閲覧」をクリックすると、MFクラウド会計に取り込まれた明細データが表示されます。以上でデータ連携の設定は終了です。

結局、明細も設定も削除しました

前述の設定によりラッキーバンクの明細は以後自動的に取り込まれます。しかし、この設定は使わないことにしました。設定自体を削除し、取り込んだデータも仕訳として登録せずに削除しました。

ラッキーバンクのデータ連携を使わない理由は明細数が多い事です。ラッキーバンクでは貸出案件ごとに毎月3つ程度の明細が作成されます。こじかは4案件で運用しており、毎月の明細数は12となります。これをデータ連携で取り込むと同数の仕訳が作成されることになります。一年間で100本以上の仕訳となります。ラッキーバンク以外にもソーシャルレンディングを運用ますので、このままでは仕訳帳がソーシャルレンディングの仕訳で埋め尽くされてしまい、使いにくいものとなります。

一般的な企業のように毎月正確な月次決算をするならそれも必要でしょうが、こじかのマイクロ法人では年に一度の決算用と申告用のために収益を認識すればよく、一年分の収益を1本の仕訳にまとめて登録することにしました。その方が仕訳帳もすっきりします。

はじめての決算と法人税の申告に向けて

また、税務を考慮して仕訳はシンプルにしておきたいと思いました。ラッキーバンクに限らずソーシャルレンディングの分配益は、所得税とい個人向けの税金が源泉徴収され、源泉徴収後の分配金が口座に振り替えられます。

単純に源泉徴収後の分配金をそのまま法人の収益として認識し、法人税の申告上なんの調整もしないでいると、所得税控除後の分配金にさらに法人税が課税されてしまいます。これは二重課税です。当然このような不合理は法人税の申告書で調整できるようになっているようなのですが、どんな手続きをすればよいのか12月決算に向けて勉強中です。

以後の話は勉強中の内容なので話半分として聞いてください。法人税申告における調整の概略としては、まず、申告書の別表四で税務上の所得金額と会計上の収益総額が一致するように社外流出項目で源泉徴収された所得税額を加算調整するとのこと。

次に、別表四で調整された所得金額に基づき、別表一(一)で法人税額を計算、源泉徴収された所得税額を法人税額から控除。例えば赤字会社などのように法人税額では控除しきれない場合には所得税額が指定の銀行口座に還付されるようです。さらに別表六(一)で「所得税の控除に関する明細書」を申告書に添付しなければならないとのこと。

法人税の申告とはなんとも面倒なものですね。ソーシャルレンディングの税務だけでもこれだけ複雑であることを考えると、法人税の申告がどれほど大変か想像できるというものです。世の中の90%の会社が税理士を使っているのも分かる気がします。もちろん、こじかのマイクロ法人は税理士に依頼するほど裕福ではなく、決算も法人税の申告も自力で行う予定です。

とはいえ、法人税という未知のものを知る喜びもあり、なんというかファイトのようなものが湧いてくるのを感じる昨今です。ソーシャルレンディングの会計処理とそれに関する法人税の申告については、改めて記事にしたいと思います。

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