下がり続ける貸出金利 企業、手元資金に余裕

下がり続ける貸出金利 企業、手元資金に余裕
(NIKKEI STYLE 2017-5-8記事へリンク)

日本銀行が金利を低めに誘導する政策(金融緩和政策)を推進しているため、銀行が企業や個人にお金を貸すときの金利(貸出金利)が下がり続けています。国内銀行の平均値は昨年12月末で年0.998%となり、初めて1%を下回りました。貸出金利が低くなれば銀行はお金を貸しやすくなり、景気を刺激するとされていますが、貸し出しは伸び悩んでいます。

(中略)

銀行の数が多すぎるという問題もありますが、もっと本質的なのは預金過剰の問題です。資金が預金に集まり過ぎるので、銀行は運用しきれません。銀行の側から見ると、預かった資金を安全に運用しなければならないニーズがある一方で、それに見合う運用の機会がないのです。仮に銀行同士が合併して数が減っても総預金が変わらなければ1行当たりの預金が増えるだけです。家計が持つ金融資産が株式などに分散していかないと、オーバーバンキングは解消しません。

新聞イメージオーバーバンキング(銀行過剰)の解消には、預金過剰の解消が必要と、金融の専門家らしい慶應義塾大学教授が記事の中で述べています。

教授曰く「銀行が苦しんでいるから、家計の資産は預金から株式などのリスク資産へ振り向けなさい」と提灯記事である事を隠そうともしません。教授さん、先ずはあなたの預金をすべて株式にしてから言ってくださいね。

そして預金を馬鹿にしてはいけません。表面的な利回りはゼロですが、デフレ環境化では実質数%の利回りを、ノーリスクで、無税で、ほったらかしで獲得可能です。こんな素晴らしい金融商品はなかなかありません。結局、バブル崩壊後、多くの日本人が投資してきた普通預金は合理的な選択だったのでしょう。

銀行をはじめとする金融屋さんたちの本質はぼったくりですから、顧客が合理的な行動をとると食べていけないのです。大学教授に提灯持ちさせるのもいいけど、まずは自分たちで共食いしてください。

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