「金塊密輸」見事な錬金術

<金塊密輸>「動くなーっ」漁港緊迫 変装の捜査員一網打尽
(Yahoo!ニュース 毎日新聞 2017-6-1記事へリンク)

これまでの金塊密輸事件は、航空機で持ち込む事例が大半だ。財務省関税局によると、昨年6月までの1年間で摘発された金塊密輸事件は294件。うち約98%の287件は航空機を使った手口だった。薬物の密輸で船が使われるケースはあったが、金塊が海路で大量輸送された例は「聞いたことがない」(同局)という。

一方、空路による金塊密輸事件はここ数年で急増。日本国内に密輸して転売すれば消費税分の8%が丸もうけとなるためだ。持ち込み量の大口化も進み、各空港が取り締まりを強化してきた経緯がある。同局は「摘発増加を受け、密輸組織が新たな方法を考えたのかもしれない」と話す。

新聞イメージ法律に違反することを除けば、実にに見事な裁定取引(錬金術)です。税制の歪みから利益を得る。発想自体は素晴らしい。

このところテレビやネットのニュースで大々的に報じられている事を踏まえると、消費税の還付額(被害額)は相当なものだと思われます。

消費税率が8%の現在、実行者の報酬や運送費用など多少の経費をかけても十分儲かる商売です。これが10%やそれ以上の税率になったら、金塊密輸のような犯罪ではなく、正規の貿易として輸出還付金を目的とした商売が益々活況となるでしょう。

消費税の真の目的は輸出企業への補助金。そもそもの目的からして消費税という税制は後ろめたく歪んでいます。悪用されるのは当たり前です。せっかくの裁定機会です、犯罪とならない範囲でどんどんビジネスに利用しましょう。

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