積水ハウスから63億円をだまし取った「地面師」の恐るべき手口

積水ハウスから63億円をだまし取った「地面師」の恐るべき手口
(現代ビジネス 2017-8-3記事リンク)

100億円にも達する物件が…

大手住宅メーカー「積水ハウス」が、8月2日、驚愕の発表を行った。70億円の土地取引において事件が発生、捜査当局に刑事告訴するという(支払い済みは63億円)。東京・五反田の一等地約600坪に発生した地面師事件である。以下に詳述しよう。

ここでは、添付コピーのように所有権者の知らない間に、本人確認用の印鑑登録証明証、パスポートなどが偽造され、それを利用した「成りすまし犯」が手付金を受け取っていた。(引用終了)


新聞イメージ宅地建物取引士の資格を取得する際の登録実務講習(2017-2-25記事)の中で、講師が余談として地面師の話をしてくれました。その時はじめて地面師なる不動産詐欺の存在を知ったのですが、さすが不動産業界は腹黒い世界だと妙に感心したのを覚えています。

積水ハウスの直近の連結業績は、売上高が約2兆円、経常利益が約2千億円、一戸建て住宅では日本一のメーカーです。そんな巨大企業が、63億円という大金を、まんまと地面師に騙し取られたというのです。にわかに信じられません。

これほどの大企業であれば、取引の安全性を重視し、重厚な専門家の布陣で抜かりなく調査や事務を進めていた事でしょう。もちろん、過去の地面師事件の手口は研究され、その対策も十分になされていたはずです。今回の地面師は、その上をいったということでしょうか。

リンク先の記事でもまだ事件の全容ははっきりしません。積水ハウスの関係者には申し訳ないですが、いずれ小説化・映画化してほしいものです。

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