人と仕事のミスマッチをICT活用で解消?

「高齢者が若者を支える社会を作ればいい」という逆転の発想
~『超高齢社会2.0』(檜山 敦 著)を読む
(ダイヤモンドオンライン 2017-8-19記事)

檜山氏は、これらのミスマッチをICT(情報通信技術)活用で解消できるとし、具体策を提案。それによって実現できる未来の日本社会を「超高齢社会2.0」と名づけている。

ICT活用のポイントは、いかに「モザイク型就労」を普及させるかだ。「モザイク型就労」とは、複数の高齢者の断片的な労働力をモザイクのように組み合わせ、フルタイム労働者1人分の仕事を行わせるという働き方である。

自立して活動ができる高齢者であっても、やはり毎日の通勤や、フルタイムでの就労の体力的な負担は大きい。一方、雇用側は、いつまで働けるかわからない高齢者を、現役世代と同じ給与や雇用体系で雇うことには抵抗がある。この両者のニーズを共に満足させられるのが「モザイク型就労」だ。(引用終了)


新聞イメージ超高齢社会の到来が確実な状況ですから、元気でやる気のある高齢者は働くのが一番です。でも、全ての高齢者に雇用を求めるのは難しいでしょう。本人もフルタイム労働は体力的にしんどいし、会社側も高齢者を使いにくく雇用のパイには限りがあります。

雇用以外の選択肢としては、自営業のほか、記事で紹介されているような「モザイク型就労」という働き方があります。すでに世の中で広く行われているクラウドソーシングと同じような働き方だと認識しています。

クラウドソーシングはスキルや経験を細切れにして、それをマーケット価格で提供します。コモディティー化したスキルほど低価格圧力が強まり、成功者は一握りとなる厳しい世界であると聞きます。「モザイク型就労」ではそのような負の側面をどのように解決し、両者のニーズを共に満足させるのか気になるところです。

仮に「モザイク型就労」がうまくなら対象を高齢者に限定する必要はありません。クラウドソーシングと同様に、若年者から主婦まであらゆる人を対象にしてほしいですね。

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