「定年後」は40代から始めよう

「定年後」は50歳から始まっている
(ダイヤモンドオンライン 2017-8-30記事)

名刺には、勤務する会社名、所属部署、役職、電話、メールアドレスなど、必要最小限の情報がコンパクトに収まっている。名刺さえあれば、あらためて自分のことを説明する必要はない。そして会社は、組織を合理的・効率的に運営するために、社員に名刺を携帯させて、自社の社員であることの意識づけをしている。

社員自らも、組織に自己の存在を埋め込んでいるので疑問も抱かない。同時にそういう一面的な立場を維持して、主体的なものを切り捨てることが昇進や昇格と結び付いてきた面もある。

また単に個人の受け止め方の問題だけでなく、日本社会自体が名刺や所属や肩書を重視する組織中心の社会でもある。そして定年後は名刺や肩書はなくなり、組織から完全に離れるのである。(引用終了)


名刺のくだりは象徴的で全体でも頷くところが多い記事でした。会社本位のスタイルで働くサラリーマン(会社員)は日本限定、しかも現代限定の働き方です。今後、超高齢社会において、会社本位の特殊なスタイルは崩れていくのだと思います。

こじかは45歳で「定年後」を始めました。まず、宅地建物取引士の資格を取得して妻を説得し、妻を代表者としてマイクロ法人を設立しました。これから10年かけてマイクロ法人の商いを拡大していく予定です。

こじかはサラリーマンの身分のままマイクロ法人の名刺を作成し、気兼ねなく配っています。こじかの勤務先は副業禁止なのでマイクロ法人の名刺の肩書は発起人(≒株主)です。マイクロ法人に雇用されていませんし、報酬も受け取っていません。つまり、建前上副業ではないのです。

マイクロ法人の主な事業は不動産業です。地元の不動産を対象とします。当然、地域社会との関係は非常に重要で、積極的に地域の会合やイベントに参加して汗を流しています。当初は排他的ではないかと偏見を持っていた地域社会も、汗を流して地域に貢献する40代の人間を重宝してくれます。

地域社会での信用は流した汗に比例しているように思います。定年前に勤務していた組織でどれほど偉かろうが、地域のために汗を流したことが無い人を地域社会は信用しないし受け入れません。そのような意味で、地域社会にデビューを伴う「定年後」は40代から始めるのがベストだと思います。50代は前半ならギリギリ、60歳間近だと汗もかきずらいし、魂胆が透けて見えますよ。

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